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「かかりつけの医師」を選ぶ患者の目線

日本医師会は、かかりつけの医師について「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる『地域医療、保健、福祉を担う幅広い能力を有する医師』」と定義づけています。今回は、この「かかりつけの医師」に関する統計調査結果()をまとめました。

全国の20歳以上の男女4000人を対象とした調査です。詳細は、次のURL でご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002sf71-att/2r9852000002sfb5.pdf

半数超が“いる”と回答

「かかりつけの医師」がいますか、の問いに答えた調査結果は、図の通りでした。また、年齢が上がるほどかかりつけの医師がいる割合が高くなる傾向にあり、医療機関別でみると医院・診療所の割合が高く、医院・診療所70%に対して、病院30%の割合でした。

かかりつけの医師として選んだ理由

かかりつけの医師として選んだ理由は、診療所では“医師の説明や人柄”が割合として高く、病院では“医師の技術、診療機器、診療科の豊富さ”が割合として高い結果となっています。

かかりつけの医師を選ぶときに重視すること

「かかりつけの医師が診療所」と回答した人の7割以上が“通院が便利”と回答し、他を大きく引き離した回答であったことから、アクセスの良さを重視することがうかがえます。次いで多い回答は、“病歴や健康状態等をよく知っている”・“どんな病気でも診てくれる”・“医師の技術が優れている”・“必要時に専門医に紹介してくれる”等、長きに渡り総体的に診てもらえることへのニーズが高いことがわかります。一方、「かかりつけの医師が病院」と回答した人は、“自宅や職場・学校に近い”・“医師や看護師が親切”・“以前に来たことがある”といった点が選定理由として重視されているようです。

病院を除く医療施設の倒産は増加

2月8日、帝国データバンクが「医療機関・老人福祉事業者の倒産動向調査」の結果を公表しました。これによると2012 年の倒産件数は病院の3件に対し、診療所は19件、歯科医院は15件と共に増加傾向にあること、倒産したこれら医療施設の75%強が破産によるものだとわかりました

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