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診療報酬改定でかかりつけ医の評価は?

平成28年度診療報酬改定から、今回は、かかりつけ医の評価に注目します。患者がアクセスしやすい中小病院や診療所と、専門的診療を提供し地域の拠点となる病院が適切に紹介し合えるよう、見直しが行われています。

認知症に対する主治医機能の評価

① 「認知症地域包括診療料」1,515点(月1回)が新設されました。

② 「認知症地域包括診療加算」30点(再診料1回につき加算)が新設されました。

いずれも届出を行った施設で、下記全てを満たす認知症患者が対象となります。

  • 認知症以外に1以上の疾患を有する

  • 1処方で「5種類超の内服薬」及び「3種類超の向精神薬」の投薬を受けていない

  • その他の地域包括診療料算定要件を満たす

小児に対するかかりつけ医の評価

乳幼児期から学童期までの継続的な小児科外来診療を評価すべく、「小児かかりつけ診療料」が新設されました。

①処方せんを交付する場合、初診時602点、再診時413点

②処方せんを交付しない場合、初診時712点、再診時523点

紹介状なしの大病院受診時の定額負担

紹介状なしの大病院受診時の定額負担額は、初診は5,000円(歯科は3,000円)、再診は2,500円(歯科は1,500円)となりました。

地域包括診療料等の施設基準緩和

複数の慢性疾患を持つ患者に対する継続的で全人的な医療を評価すべく、主治医機能の評価について、以下の緩和が行われます。

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